手外科は猪名川町のやながわ整形外科リハビリクリニック

やながわ整形外科リハビリクリニック 整形外科・手外科・リハビリテーション科・リウマチ科・骨粗しょう症

072-765-2020

手外科

手外科とは

手外科とは、正式には上肢機能再建外科といいます。上肢とは、肩、肘、手、手指のことを指しますので、上肢の骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉や、それらを支配する神経系からなる運動器の機能的改善を重要視して治療する診療科目になります。

こんな症状がある場合はご相談ください

  • ・腕が上がらない
  • ・肩、腕、肘、手などが痛む
  • ・手や足などがしびれる
  • ・手指がこわばる
  • ・指を伸ばす時に引っ掛かる
  • ・突き指をした など

当クリニックが手外科でとくに力を入れている疾患

ばね指

ばね指は手の指に起こる疾患で、指の付け根の下のほうに痛みが走ったり、指が曲がったまま戻りにくくなったりします。主に女性に起こりやすいのが特徴で、仕事などで手指をよく使う人にも多く見られます。発症の原因ですが、手指の使い過ぎによる腱鞘炎を繰り返すことで、腱鞘が炎症を起こして肥大すると、腱が引っ掛かってしまい、痛みを起こしたり、指がスムーズに動かなくなったりするのです。このように腱の動きによる摩擦で炎症を起こす疾患は狭窄性腱鞘炎と呼ばれ、このばね指やドゥケルバン腱鞘炎は、狭窄性腱鞘炎の代表的な症状です。
治療についてですが、患部の安静に努めるほか、症状が痛みだけであればステロイド注射で改善を試みます。それでも効果がみられない、再発を繰り返すということであれば、腱鞘を切開する手術を検討します。

手根管症候群

手には親指から薬指までの感覚を支配する正中神経が通っています。そして、手関節の部分でこの神経を覆っているトンネルが手根管です。手根管症候群は、正中神経が何らかの理由で手根管に圧迫されることで起こります。症状としては、手がしびれたりやチクチクと痛み、また物を掴みにくくなったりします。しびれは首の神経の狭窄による場合もあります。
手をよく使う仕事などで発症しやすく、また閉経前後の女性に多いと言われていますが、それについては、はっきりとした原因はまだわかっていません。
治療については、まずできるだけ手を安静に努めるようにします。そして薬物療法として鎮痛薬やビタミン剤を服用したり、ステロイドの注射などで様子を見ます。また、手のひらにある正中神経が圧迫されている場合、横手根靭帯を切り離すという手術療法を実施することがあります。

つき指

指先からタテ方向に力が加わることで起こる外傷を総称して、一般につき指と呼びます。主にボールなどを使うスポーツをすることでよくみられる症状です。指先と付近の関節に腫れを伴うほか、痛みや運動障害といった症状があります。
一言でつき指と言いましても、医学的には捻挫や脱臼、腱断裂、打撲、軟骨損傷、骨折など、様々な病態が含まれます。手だけでなく、足の指にも起こります。指の腫れや疼痛、変形が特徴的で、押すと痛みます。脱臼や骨折がある場合には、指が異常に曲がった状態になります。
つき指をした直後は、患部を安静に保つ、氷で冷やす、圧迫する、患部を持ち上げる(拳上)といった、いわゆるRICE療法で応急処置を行います。その後、当院ですみやかにご受診ください。テーピングで固定すれば2~3週間ほどで治りますが、自分で指の第一関節を伸ばすことができない槌指(つちゆび)の場合は、裂離骨折や腱の断裂などが疑われるので、場合によっては手術をする必要があります。いずれにしましても、適切な治療を行うには、きちんと診断をつける必要があります。